いくら時短術を駆使しても、ワンオペママは常にオーバーワークです。
自分の心と体に余裕を持ちながら、すべてを完璧にこなすことは不可能ですよね。
だからこそ、
- 家事育児に追われて自分の時間がない
- やってもやってもやる事があって、もう疲れた!
- こんな状態じゃ、私は母親失格だ・・・
こんな風に思われている方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回私がおすすめするのが「自分を大切にする方法」です。
この記事を読めば、やることがいっぱいでも、忙殺されることなく家事育児を自分のペースで進められるようになりますよ。
「自分を大切にする方法」とは
頑張ると、ついつい無理をして心や体に余裕がなくなります。
例えば、疲れていて本当は休みたいのに、頑張って家事をしてしまうと、さらに疲れが増して気分もイライラしてくるなんてこと、ありませんか?
その後、イライラして子どもに強く当たってしまい自己嫌悪・・・なんてことになったら、自分も子どもも悲しいですよね。
今回お伝えする「自分を大切にする方法」というのは、「本当は休みたい」という自分の気持ちを大切にして、家事育児のレベルを落とし、自分のための時間を持ちましょう、ということです。
そうすることで、無理をすることが減り、心や体に余裕が生まれます。
具体的な方法をご説明しますね。
優先順位を決めて、順位が低いものは切り捨てよう
家事育児のレベルを落とすといっても、どうすればいいの?
と思われますよね。
おすすめなのが、家事育児に優先順位をつけて、優先順位が低いものから頻度を減らすか切り捨てていく方法です。
例えば、家事だと大きく分けて
- 洗濯
- 料理
- 掃除
の3つがありますね。
「健康のために料理は手作りしたいけど、掃除や洗濯は毎日ではなく週に1~2回でも問題ないかな」、という感じで、自分が妥協できるポイントが分かると、家事のレベルが落としやすくなります。
育児に関しても同じです。
私は、育児で親が最低限やるべき事は3つだけと思っています。
- 子どもの食事
- 子どものオムツ替え
- 通院
余裕があれば、入浴(シャワー)ですかね。
ちなみに、我が家の子ども達はシャンプーとボディソープを週末にしか使いません。
小児科で、乳幼児はお湯だけでも大丈夫という話を聞いて、それからずっと手抜きです。
でも、肌荒れなどなく元気に過ごしていますよ。
きちんとされているママからすると、「え??」とドン引きされてしまうかもしれませんが・・・笑
「頑張らない」を頑張るくらいでちょうどいいんです。
自分なりの母親でいい
ママだったらこうするべき、ああするべき、という考えを、知らず知らずのうちに持っていませんか?
あるいは、ママとしてこうなりたい、ああなりたい、という願望を持っていませんか?
そういった気持ちを持つこと自体は悪いことではありませんが、もしもそういった気持ちのせいで自分がつらくなっているのだとしたら、考え方を変えた方が良いです。
その気持ちは、本当に自分が望んだものですか?
両親や夫、SNSなど、周りの誰かから押し付けられたものではありませんか?
周りの目を意識しすぎると、自分の本当の気持ちが見えなくなってしまいます。
人間ですから、欠点もあれば苦手なこともあって当然です。
完璧な親はいません。
家事育児に正解はありません。
ですから、自分なりのやり方でOKです。
苦手なことを無理してやらなくて良いですし、できないことはできないと言っても良いです。
たとえば、私は子どもと遊ぶのが苦手です。
以前の私は、ママなら子どもとたくさん遊ばないと!と、頑張っていました。
でも、頑張れば頑張るほど、子ども達との時間が憂鬱になってしまったのです
なので、今は子ども達にYouTubeをみせて、自分はスマホをいじっています。
世間的には褒められたママではないかもせれませんが、このように変えたことで、自然と子ども達との時間が苦にならなくなり、一緒にYouTubeを見て笑ったり、抱っこしたり、子ども達と楽しく過ごせるようになりました。
無理をすると、どこかに絶対しわ寄せが出ます。
今、自分に出来ることを、出来る範囲でやればOKですよ。
小さなことでも自分が「できたこと」を認める
今日も料理ができずお惣菜にしてしまった・・・
子どもを強く怒ってしまった・・・
そんな風に、自分の出来ないこと探しをして一人反省会をしていませんか?
子どもは良い悪いというジャッジなしにママが大好きです。
そもそも、出来なかったこと以上に出来たことの方がたくさんあると思いますよ。
何かが出来なくなるくらい、別の何かをたくさん頑張ったということです。
出来ないこと探しをして自分を責めるより、出来た事探しをして自分を褒めましょう。
そんなこと言われても・・・という方、ご安心ください。
私もめちゃくちゃ苦手でした笑
自分を褒めるには練習が必要です。
「褒め日記」という物をご存じですか?
結構有名なので、知っている方もいらっしゃるかとは思いますが、概要だけお伝えすると、
- ノートとペンを用意します。
- 今日できたこと、頑張ったこと、自分がいいなぁ~と思った事などを書きます。
以上です!
とっても簡単ですよね。
どんなことを書くか迷ったときは、以下の項目を参考に書いてみると良いですよ。
- 内面(性格や心の動きなど)をほめる
- 行動や働きをほめる
- 感覚や感性をほめる
- 発想や考え方をほめる
- 努力のプロセスをほめる(※結果が出ていなくても可)
- 過去に努力したことをほめる
- やらなかったことでプラスになったことをほめる
- 身体の働きをほめる
- 容姿(見た目)をほめる
- プラスの変化や内的気づき、自己発見をほめる
(引用元:手塚千砂子(2015),『「ほめ日記」効果って、何? 幸せを引き寄せる「1日3分」』, 三五館.)
私は、1日3個自分を褒めるぞ!と決めて、褒め日記をつけていました。おかげで、今では自分を否定する事がほとんどなくなりました。
自分に優しくする練習と思って、ぜひ始めてみてください。
自分時間で自分の心を満たそう
普段、家事育児に追われて自分時間が持てないというママは、今よりも自分時間の優先順位を上げてみましょう。
これまでに挙げた考え方で、家事育児の量を減らしていけば、自分時間を増やしていくことが出来ますが、家事育児よりも自分時間の優先順位が低ければ、ママの自分時間はあっという間に無くなってしまいます。
「家事育児の合間で自分時間を取る」ではなく、「自分時間の空き時間で家事をする」くらいの気持ちでいきましょう!
自分のために時間を使う事は、結果的に家族全体のプラスになります。
自分自身が満たされると、自然と子どもにも愛情を注ぐことが出来るようになりますよ。
綺麗で片付いた家より、手の込んだ料理より、ママの笑顔が一番です!
まとめ
今回は、ママが「自分を大切にする方法」についてご紹介しました。
ママは常にオーバーワークで、心も体も疲労困憊ですよね。
大切なのは、「本当は休みたい」という自分の気持ちを大切にして、家事育児のレベルを落とし、自分のための時間を持つことです。
そうして、ありのままの自分を大切にすることができると、子どものこともありのまま受け入れることができるようになります。
ありのままの姿を受け入れてもらうと、子どもの自己肯定感も高まるので、良いこと尽くめですよ。
私が紹介したもの以外にも、おすすめの方法がありましたら、ぜひコメントで教えてください。
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